ダイエットは計算？「何をどれくらい減らせば痩せる？」 │ ライフスタイルコラム

皆さんこんにちは。LEALEA＆AURA SPAの管理栄養士です。

1. 健康診断を終えて、気になってしまう……
2. ポイントを押さえよう
3. カロリーの摂取量と消費量
4. 目標も数字で決める
5. ☆リンク集

健康診断を終えて、気になってしまう……

「健康診断にも引っかかったし、そろそろ痩せたい。痩せなくちゃ……」と思っている方も、少なくないのではないでしょうか。しかし、ダイエットのことを考えた時にどうしても思ってしまう、「でも、食事制限はきついしなぁ……」という風に思いがち、ではありませんか？

理想を言ってしまえば、「食事は今と同じ！　でも痩せたい！」となってしまいますし、それが可能かのように謳う人もいるでしょう。しかしもちろん、今の食生活で太ってしまったのですから、その「食事を一切変えることなく痩せる」というのはできません。

ポイントを押さえよう

しかしだからといって「食事を変えること」をとても難しく考える必要もありません。必要なのは、たった2つです。それは、

・自分がどれくらい食べているのかを知ること
・食事の「質」を変えていくこと

です。

今回のコラムでは、「自分がどれくらい食べているのかを知ること」について考えていきましょう。

これは別に、「ごはんは何杯食べていて、おかずは……」という話ではもちろんありません。
摂取しているカロリー量と、やせるために必要なカロリー量を照らし合わせて、「自分が何をすればいいのかを考える」という、成功するダイエットには必要不可欠な考え方になります。

カロリーの摂取量と消費量

もちろん身長や一日の活動レベル等によって変わってきますが、男性は、一日で大体2000~2500Kcalが必要です。体重が増えてしまったということは、確実に上記のエネルギー量を超えて摂取してしまっている、と考えられます。ますはその摂取エネルギー量を適正なものにしていきましょう。今どれくらい摂取しているのか、は自分の食生活から計算してみてください。栄養士などの専門家に聞いてみると、より色々と知ることができますよ。

さて、体内の脂肪1kgを消費するのに、どれくらいのエネルギーが必要になるかご存知でしょうか？

なんと、実に7200kcalものカロリーが必要になります。

もし「１か月で３㎏痩せたい」と思ったら、１か月で7200×3、21,600kcalの消費が必要になります。1か月は30日ですから、21600÷30、すなわち一日当たり720kcalほど、消費カロリーが摂取カロリーを上回る必要があります。なお、健康的に痩せていくのであれば、1か月に減らす重量は、多くても体重の5％くらいまでにしておきましょう。

目標も数字で決める

まずは、どれくらいの期間でどれくらい痩せたいのか、を具体的な数字にしてみましょう。そこから逆算して、1日の摂取カロリーや消費カロリーを計算していきます。ダイエットが続かないよくある原因の一つとして、、「期日や目標が設定されていない」「期日に対して目標が高すぎる」といった目標の設定ミスがあります。数字を根拠に目標を設定できれば、それが可能な目標だと自信をもって進められますよね。

ダイエットのことを考えたとき、「食事」は「運動」と並んで、とても大切な要素になります。
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