花粉症を抑えたい皆様に!
こんにちは! LEALEA & AURA SPAの管理栄養士です。
今回のコラムは、「花粉症を食べ物で改善するには?」です。
「花粉症はもう薬を飲むしかない。でもひどいときは全然効かなくて……」という方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
空気をきれいにしたり、今は当たり前になりましたがマスクをつけたり……いろいろな対策に追われている方も多いでしょう。そんな強敵、花粉症に対抗するために、とても良いのが「食事を工夫すること」です。今回の記事では、そのために使える知識として、花粉症に有効な食べ物をご紹介致します。
それでは早速見ていきましょう!
「花粉症に有効な食べ物」一覧
ヨーグルト
乳酸菌の代表食材で、ヨーグルトを食べると花粉症の症状が緩和されることが分かっています。乳酸菌を摂ることで腸内環境が整い、免疫機能を底上げします。それによって、花粉が体内に入ってきても、過剰な反応をしなくなるので、花粉症が軽減されるのです。
ただし、腸内環境が整うのには早くても2週間程度かかってしまいます。即効性が期待できるものではありませんので、花粉症になってしまう1カ月ほど前から、習慣的に毎日摂取することが良いとされています。
れんこん
れんこんには、タンニンなどのポリフェノールが多く含まれているので、花粉症の症状を抑える効果があります。1日40g程度(輪切りにして3切れほど)を2週間程度食べ続けることで効果が表れます。
ブルーベリー
ポリフェノールの一種、「アントシアニン」が豊富に含まれています。マウスの実験では、アントシアニンを摂取したマウスのヒスタミン(アレルギー誘発物質)量がおよそ60%も減少したという結果が出ています。
納豆
納豆菌によって、免疫細胞が活性化するといわれています。また、納豆のねばねばである「レバン」「ポリグルタミン酸」という成分も、免疫機能を活性化させる効果があります。
最近では、「S-903 納豆菌」が発見されています。この納豆菌も、花粉症に効果があることが分かっています。
ブロッコリースプラウト
ブロッコリーの新芽のことで、ブロッコリースプラウトにはスルフォラファンが含まれています。スルフォラファンとは、植物が持つ物質であるフィトケミカルの一種で、動物での実験では、特にスギ花粉に対する効果が実証されています。
ブロッコリースプラウトにはこのスルフォラファンが、ブロッコリーの約7倍も含まれています。生で食べるのが効果的です。
キャベツ
キャベツには、胃や腸の粘膜を強くするビタミンUが含まれていて、アトピー性皮膚炎や花粉症の体質改善に有効です。また、ビタミンCも含まれているため抗酸化作用が高く、鼻炎などにも効果があります。
ただし、ビタミンCは熱に弱いので注意しましょう。生のまま食べる方が、より効果的です。
エリンギ・マイタケ
花粉をブロックするには、エリンギ・マイタケが効果的です。アレルギーの原因物質であるヒスタミンの分泌を防ぎ、炎症を促す働きを抑えてくれる効果があります。
まとめ
食べ物で花粉症を改善するためには、「たまに食べるだけ」では効果が感じられないようです。特に、免疫機能をアップさせる食べ物については、一朝一夕では効果が得られません。少なくとも、2週間ほどは続けて摂取することが大切になります。
1日3食の内の一回で大丈夫ですので、食事の中に効果がある食べ物を摂り入れていきましょう!
☆リンク集
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