皆さんこんにちは！
LEALEA＆AURA SPAの管理栄養士です。

皆さんは、日頃、睡眠時間は取れていますか？
ついつい夜遅くまで起きてしまう……なんてことはありませんか？

実は、ダイエットのためにも、睡眠は必要不可欠。
過去に筆者が指導した方の中にも、睡眠の改善によってみるみる痩せることが出来た、という事例があります。

眠ることでダイエット？
とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回はそんな「睡眠と肥満の関係」について、お話していきます。

適切な睡眠とは？

昨夜の睡眠時間はどれくらいでしたか？

仕事から帰ってきて、ご飯を食べて、お風呂に入って……気が付けば24時過ぎ！　明日の朝の仕事のために6時には起きないといけない、なんて生活をしていませんか？
これではどうやっても5～6時間の睡眠しかとれませんね。

そもそも、適切な睡眠時間をご存じでしょうか？

適切な睡眠時間は、個人差はあるとはいえ、一般的には7～8時間といわれています。「6時間しっかり寝たのに昼間眠い」なんて言い方をする方もいらっしゃいますが、6時間では実は不足しているのです。

皆さんは、日頃から7時間の睡眠を取れていますか？
日本は国別の平均睡眠時間を見たとき、経済協力開発機構に加盟している30ヶ国の中でワースト1位という結果が出ています。全体的に、睡眠不足の国なんですね。

睡眠不足になっても眠いだけ、ならまだよかったのかもしれませんが、ご存じの通り、健康にも大きな影響があります。
今回の本題、『何故ダイエットにも悪影響なのか』……つまり、睡眠不足が何故肥満につながるのかを、解説していきましょう。

睡眠不足が肥満につながるワケ

１：睡眠不足になると、食欲を抑えるホルモン（レプチン）の分泌が減り、食欲を増やすホルモン（グレリン）の分泌が増える

睡眠不足になると、ホルモンバランスが乱れます。
その結果として食欲を抑える働きを持つレプチンが減り、食欲を増進するグレリンが増え、食欲が増してしまいます。
更に、体はこの状態を生命の危機として認識し、基礎代謝などのエネルギー消費を節約。太りやすい体質になってしまいます。

２：ストレスによる過食傾向

睡眠は脳と体を休め、健康を保つのに欠かせません。
眠っている間、脳は起きている間に得た情報を整理し、必要な情報を選んで記憶として保存し、不要なものや嫌なものは消去している、と言われています。

睡眠が十分にとれていないと、必要な記憶が定着しなかったり嫌な記憶がいつまでも頭から離れなくなってしまったりして、自律神経のバランスを乱してしまいます。
その結果ストレスが高まり、過食傾向になってしまうのです。

睡眠時間が取れないときは？

以上の理由で、睡眠不足が肥満につながることをお分かりいただけたでしょうか。
ですが、「そうか、寝た方がいいなら睡眠時間を増やそう！」と言ってすぐに生活を変えるのは難しいという人の方が多いでしょう。
そんな方は、あきらめるしかないのでしょうか？

いいえ、そんなことはありません！

「睡眠の質を上げる」ことで、睡眠時間が足りない時でも、肥満のリスクを抑えることが出来ます。
その簡単な方法を一つ紹介します。

寝る直前に、体を温めないようにする

少し意外に思った方もいるかもしれません。
体を温めた方が、眠りやすいような気がしますが、実はそうではないのです。
深い眠りに入っているときは体温が低い状態のため、体温が下がるまでに時間がかかってしまうと、その間の睡眠の質が悪くなってしまいます。
靴下を履いて寝るのは良くない、と言われるのも、それが理由です。

入浴や温かいものを摂るのは、寝る60～90分前までに済ませましょう。

さいごに

今回は「睡眠と食欲の関係」についてでした。

まずはしっかり睡眠を取ることが大事になりますので、痩せたいと思っている方こそしっかり寝る習慣を作りましょうね！
それでは今夜は早く寝るようにしましょう。

レアレアではお食事についての個別サポートも行っておりますので、是非ご活用ください！

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