日本人の多くは、自分を大切にできていない?
日本人の特徴として、集団行動を重要視することや、それに伴って個人の行動を慎むような教育、周りと同じでなくてはならない、というような考えが強いと言われています。また、集団行動故に他者と比較をされやすく、「自分なんて」「どうせできない」など、自虐的な性格になりやすいというのも特徴として挙げられます。

そんな傾向から、他人に迷惑をかけないように、自分の気持ちに蓋をして生きている、という方が多いそうです。そう言われて、ピンと来る方はいませんか?
本当はこうしたいのに、みんながそうするならそっちを選んだ方が……?
私のわがままになってしまうかも……?
そのような考え方は、公的な場所に限らず、友達同士の間柄でも発生することは珍しくありません。日常生活の中で、ありのままの素直な気持ちを、何の迷いもなく伝えられることは、本当に少ないように思えます。
自分の気持ちに素直に生きる
「ヨガ」と聞くと、ポーズを取ったり、体を動かしたりする……なんてイメージをお持ちでしょうか。
実は、ヨガには様々な教えがあります。ポーズを取ったり体を動かしたり、というのは確かにヨガの一部ですが、全てではありません。今回は、そんなヨガの教えの中から、「非暴力」という教えについてお伝えしようと思います。
非暴力とは、ヨガの八支則と言われるヨガの8つの教えの中で、日常生活に取り入れていくべきものとして1番に挙げられているものです。
非暴力というのはその字の通り、「暴力をしない」ことを意味します。皆さんは、普段から暴力をしていますか?なんて聞かれてもあまりピンと来ないのではないでしょうか。

暴力というと、こんな風に人のことを傷付ける行為……をイメージします。しかし、普段から「私は人に暴力をふるっています!」なんて人はなかなかいないですよね。
筆者も、「人のことを蹴ったり叩いたりはもちろんしないし、言葉や態度などでも、相手が傷付くようなことはしないように気を付けているつもりだけどな」というようなことを思いました。多くの方が、そうではないかと思います。
ヨガの「非暴力」
しかし、その後このヨガの非暴力の教えのことを学んでみると、とても驚きました。
確かに、他者に対して直接暴力を振るわないとか、暴言を言わないとか、そういうことも非暴力の一つです。しかしそれだけではなく、自分自身を大切にできているかどうかということも、問い続ける必要があるそうです。

例えば、嫌なことを嫌だと言えているか。他人の目ばかり気にしてしまうことなく、自分の気持ちで動くことができているか。睡眠時間は確保できているか。ジャンクフードばかり食べてしまっていないか。などなど、考え出したらきりがありません。他人に優しくする前に、自分自身に優しくいられれば、自然と心に余裕が生まれまる。表情が優しくなったり、他人に対する気持ちも穏やかになったりするのではないでしょうか。
自分から広がる優しさの輪
筆者自身も、ヨガと出会い、非暴力の考え方を学んでから、周りの方々に「印象が変わったね!」と言われることが多くなりました。
皆さんも、小さな頃に教わった「非暴力」は、ベクトルが自分以外に向いたものではなかったでしょうか?
一度立ち止まって、自分自身に向けてみると、見える世界が変わっていきますよ!
是非、自分に優しく生活してみてくださいね!
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