気づけば、また1年が過ぎようとしています。
「今年もあっという間だった」と感じる方も多いのではないでしょうか。
年末は、やり残したことを思い出したり、来年の目標を考えたりと、心が「次」へと急ぎが
ちです。
けれどその前に、ほんの少し立ち止まって――
「この一年を生き抜いた自分」に、静かに目を向けてみませんか。
セルフコンパッションという優しさ
マインドフルネスの学びには、“セルフコンパッション(自分への思いやり)”という考え方
があります。
それは、失敗や弱さを責めるのではなく、「誰にでもあること」と受けとめ、自分にもやさ
しく接する姿勢です。
友人が落ち込んでいたら「大丈夫だよ」「よく頑張ったね」と声をかけるように、同じ言葉を
自分にもかけていいのです。
セルフコンパッションとは、他者への思いやりを自分にも向ける練習。
マインドフルネスヨガは、そのための静かな時間を与えてくれます。
呼吸とともに、心をゆるめる
マットに座り、呼吸を感じてみましょう。
吸う息で胸がふくらみ、吐く息で肩の力が抜けていく――そのシンプルな繰り返しの中に、
安心感が生まれます。
難しいポーズを取らなくても構いません。
ただ「今ここ」に意識を戻すだけで、心は少しずつ穏やかさを取り戻します。
マインドフルネスとは、「集中しなきゃ」と頑張ることではなく、気づくことそのもの。
「いま、少し焦っているな」と気づけた瞬間、心はすでに静けさのほうへ向かっています。
やさしく振り返る一年
年末になると、「あれもできなかった」と反省が浮かびます。
でも、その“できなかった日々”にも努力や忍耐、優しさがありました。
誰にも見せなかった小さな頑張りを、そっと思い出してみましょう。
「よくここまでやってきたね」
「あのときの私、精一杯だったな」
そんな言葉を自分にかけてあげることで、体と心に少し温もりが戻ってきます。
「流されない時間」を持つこと
日々の生活は、やるべきことでいっぱいです。
だからこそ、意識的に“流されない時間”を持つことが大切です。
それは、何もしない静かな時間――呼吸と体の感覚に戻るだけの時間。
マインドフルネスヨガのひとときは、そんな小さな避難所のようなものです。
短い時間でも「いまここ」に戻ることで、心身が整い、次の一歩を踏み出す力が生まれます。
やさしさで締めくくる一年を
年末は慌ただしいけれど、最後くらいは自分にやさしく終えたいものです。
完璧でなくてもいい、思うように進まなかった年でもいい。
「よく頑張った」と自分を受け入れられたとき、心は軽くなります。
セルフコンパッションは、来年をより穏やかに生きるための小さな種。
今年の締めくくりに、静かに呼吸を感じ、自分をねぎらう時間を過ごしてみてください。
そのやさしさが、次の一年をきっとやわらかく照らしてくれます。
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文/石井及子(日本ヨガメディカル協会)
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