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人との会話、気を使いすぎて疲れてしまう時のマインドフルネス

人との会話、気を使いすぎて疲れてしまう時のマインドフルネス

会話で不安になったこと、ありませんか?

皆さんは人と会うことは好きですか?
気楽に会話を楽しめますか?

タイプによるかもしれませんが、時に人は誰かと会話をした後に自分の言動を振り返っては不安になることがあります。

「誤解させるような言い方しちゃったかな」
「余計なことまで言い過ぎたかも」

などなど…

コンプライアンスが叫ばれる昨今、社会全体がモラルに対して非常に敏感になっています。
そのため、もともと慎重で繊細な方にとってはより人と関わりにくい世の中になりつつあるのではないでしょうか。

もちろん話の内容によっては慎重になるべきですが、日常のたわいのないやり取りですら神経をすり減らしていては人と会うことが苦痛になってしまいますよね。

今日はコミュニケーションに気を使いすぎて疲れてしまう方に向けて、打開策を提案したいと思います。

「思い過ごし」という考え方

コミュニケーションに関する不安は「嫌われたくない、自分の評価を下げたくない」という感情に起因していると思います。

これに対して2つの可能性が考えられます。

  • 相手を不快にさせた
  • 相手を不快にさせていない

まず大前提として心に留めておいていただきたいのが「2.相手を不快にさせていない」のケースです。

人と会うたびに不安になる人は、必要以上に心配しているケースが大半のように思います。
蓋を開けてみれば相手は何にも気に留めてなかったなど、そんな経験はありませんか?
「心配事の9割は起こらない」という説もあります。
相手が不快に感じていないのに自分一人の勝手な思い込みでモヤモヤした時間を過ごすのは非常にもったいないと思いませんか?
「考えてもしょうがない」と気持ちを切り替えることが、不安解消への一番の近道であるということを、まず一つ目の打開策として覚えておいていただきたいと思います。
それができないから困っているということについてものちに触れますのでご安心ください。

「具体的な行動」が不安解消の鍵

では「不快に思わせてしまった場合」について考えてみましょう。

明らかに心当たりがある場合もあれば、なんとなく自分に自信がないだけの場合もあるかもしれません。いずれにせよ仮に相手を不快にさせてしまっていたとしたら…残念ですが覆水盆に返らず、時間は巻き戻せません。
この場合もやはり気持ちの切り替えしかないのです。

「切り替えができれば苦労はしていない」という声が聞こえてきそうですが、実はこの後が肝心なのです。気持ちを切り替えるためには、今後のフォローや繰り返し防止に努めることが必要ということです。
ここまでがセットであり、これを怠るがゆえに安心できずモヤモヤし続けてしまうということを理解しましょう。

実は、多くの不安症の方が具体的な対処をしない為に漠然と不安を感じ続けたり似たような心配事、失態を繰り返す、という傾向にあります。
この悪循環を断ち切るには具体的な解決策を考えて実行に移すというプロセスが非常に重要なのです。

どの言動がまずかったのかを、相手の立場になって具体的に想像してみてください。
ここで大事なことは、あくまでもそれは自分の想像に過ぎないということ。
決めつけることはしないまでも、あらゆる可能性を考慮して、傷つけてしまいそうな言動を洗い出し回避するよう心に留めておく。
このような建設的な働きかけは人への細やかな配慮に繋がり、コミュニケーション能力向上の糧となります。

用意周到にすれば保険を掛けたのと同様、備えあれば憂いなし。
ここまでやって初めてモヤモヤを手放すことができるのです。
このようなプロセスを実践するかしないかで人の幸福度が変わると思っていただいても間違いないでしょう。

こころの柔軟性も大切に

とはいえ、ここまで具体的に対策を練っても100%の配慮ができるとは言い切れません。
何気ない一言で誰かを傷つけてしまうこともあるかと思います。

これはもはや不可抗力です。
誰一人傷つけることなく生涯を終える人などこの世にはいないのです。

インドと日本の子育ての話を聞いたことはありますか?
日本では「人に迷惑をかけてはいけないよ」と子に教えますが、インドでは「人に迷惑をかけながら生きていくのだから人のことも許しましょうね」と教えるのだそうです。

どちらが正しいとも言い切れませんが、日本人が偏り過ぎていることは確かではないでしょうか。
むしろ「お互い様」の心を持つことが寛容で平和な社会への第一歩に繋がるのではと思います。

自分に非がない状態を目指すばかりではなく、時には正しさを手放し不条理を受け入れる柔軟性も大切なのではないでしょうか。

”今ここ”に意識を向ける「マインドフルネス」

ここまでつらつらと書いてまいりましたが、多岐に渡っていて全てを実践するのは難しそうに感じるかもしれません。しかし、これら全てを網羅できる方法があります。

それが「マインドフルネス」です。

「マインドフルネス」とは「今ここに意識を向ける心の在り方」であり、瞑想やヨガ、日常の営みで習得することができます。
ぐるぐる巡っている思考を鎮める練習と思っていただけるとわかりやすいかと思います。

シングルタスクになり、今のこの瞬間を感じ取る。
時間という概念や善悪の判断を一旦手放し、静かに自分と向き合う。
これらを呼吸法やちょっとした動作を通じて実践していくと脳が鎮まり不安が軽減されていくことが知られています。不安が軽減されると心に余裕が生まれるので、次のような効果が得られます

  • 視野が広がり「こうあるべき」を手放すことができる
  • あるがままを受け入れることが上手になる
  • 脳疲労が回復するので行動力が高まる

これを今回のケースに当てはめていくと…

  • 嫌われたくない、評価を下げたくないという感情から解放されていく
  • 済んだことに対して無駄に悩まなくなる
  • 失敗を原動力にして具体策を考え行動できる

ようになってくるのです。

マインドフルネスでコミュニケーションを円滑に

そもそもマインドフルネスを実践していると軽はずみな発言をしなくなってきます。
マインドフルネスによって心が落ち着いてくると、会話も落ち着いてできるようになるのです。
相手の表情を読み取ったり、言葉選びを適切にできるので、そもそもの失態が減ってくるはずです。
恒例だった一人反省会はどんどん減っていき、人と会うことが苦痛でなくなってくるという好循環がやってきます。

マインドフルネスに関して何かプログラムを試してみたい、という方には、マインドフルネスに特化したヨガプログラム「マインドフルネス・ヨガセラピー」というものがあります。マインドフルになりやすいガイドと共に簡単な動きをゆっくり丁寧に繰り返すだけのヨガです。

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文/石井及子日本ヨガメディカル協会

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