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食品アレルギー、「増えている」って本当?

食品アレルギー、「増えている」って本当?

皆様こんにちは、LEALEA&AURA SPAの管理栄養士です。
今回は、近年増えていると言われる『食物アレルギーについて』をお話していこうと思います。

食物アレルギーとは?

まずは、食物アレルギーについての説明です。食物アレルギーとは、『本来なら害ではない食べ物を、体の免疫機能が異物と判断して過剰な反応を起こし、身体に様々な症状を引き起こすもの』です。
花粉症などで起こるのと同じことが、食物によって起こるのが食物アレルギーです。

食物アレルギーの原因となるもの(アレルゲン)は主にたんぱく質です。乳幼児期には小麦や大豆、鶏卵や牛乳など。学童期以降は甲殻類や果物、そば、魚類やピーナッツ、というように、加齢に伴って食物アレルギーの原因が変化していくという特徴もあります。

また、乳幼児の5~10%、学童期以降では1~3%が食物アレルギーであると考えられています。
子どもの頃の食物アレルギーは、その多くが成長に伴い徐々に原因食物が食べられるようになっていく(耐性獲得)のですが、一方で大人の食物アレルギーは耐性獲得がしにくく、原因食品の継続的な除去が必要になるケースが多いです。

「近年増えている」のは本当?

食物アレルギーが増えている、と言われています。では、何故増えているのでしょうか。

管理栄養士として従事する中で、原因としては色々なものを耳にします。
その中でも大きいのは、「食習慣の変化」が挙げられるでしょう。

『最近』と言ってもここ10年というくらいの話ではありませんが、従来の日本食から卵や肉、乳製品の摂取量が格段に増えています。動物性たんぱく質や脂質等が多く、栄養価の高い食事を摂るようになったことで、アレルギーが発覚する場面が増えていることが考えられます。

また、もう一つ大きな理由としては『医療の進歩』です。医療技術がより精細に調べることができるようになったため、今までは未発見のままだったアレルギーを発見することができるようになったことも、『アレルギーの症例が増えた』ことの理由として挙げられます。

食物アレルギーの「対策」

特に小さいお子様のいらっしゃる方へ。これからの赤ちゃんには、なるべく多くの食材を食べさせるようにしてあげてください。アレルギーを心配し過ぎて偏った食物ばかりになると、耐性が付かなくなってしまいます。

特に小さい内は、『食べさせない』ではなく『少しずつ慣らす』ことも大切になってきます。先述の通り、大人になってからでは耐性が付かず、除去することしかできなくなってしまいます。

ただし、その際にはまずは一口から、など、少量から与えるようにしていきましょう。
また、少しでも不安があれば医師の方に確認をしたりしながら、少しずつ、ゆっくりと様子を見ながら進めていくことが大切です。

筆者の家庭のお話で恐縮ですが、子どもには将来食べられないものが増えないようにと一通りの食べ物を与えるようにしていました。その中で、少し珍しい例ですが、トマトを食べると発疹が出る、という食物アレルギーが発覚。症状が軽度であったこと、そして時間が経てば引くことから耐性の問題であると考え、時期を空けながら少しずつあげるようにしていきました所、今ではトマトは子どもの好物にまでなりました。

重ねてになりますが、耐性の獲得は少しずつ、少量から始めていきましょう。
特に、アレルギーの表示義務がある小麦、大豆、卵、牛乳、甲殻類、ピーナッツ、蕎麦は要注意です。
専門家に従って、出来る範囲で進めていきましょう。

アレルギーはみんなで対処

食物アレルギーは、身近なものでありながら、時には命の危機まであるものです。お子様の食事は勿論、ご友人との食事の際にも気を付けるべき場面があるかもしれません。
特に、初めて一緒に食事を取る相手や、何かをあげる時などは、食べられないものが無いか、確認するようにしましょう。ひとこと確認することが、大きな事故を防ぐことに繋がります。

食物アレルギーへの理解を深めて、楽しく食事をしていきましょう!

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