コロナ禍も二年が経ち、これまでの感染予防対策による様々な制限も少しずつ緩和されつつあります。それは嬉しいのですが、しかし反面、「本当に大丈夫なのかな?」と不安な気持ちもあるのもまた事実ではないでしょうか。
そこで、今回はウイルスに対抗するための、免疫力を高める方法についてご紹介します。
免疫とは?
そもそも、免疫とは何でしょうか。まずは、免疫についてお話していきます。
免疫とは、私たちの体を病気から守り、正常に保つための機能です。免疫機能に関連しているのが、大きく分けて「顆粒球」「リンパ球」「単球」の3種類から成る白血球という免疫細胞です。これらの免疫細胞は、それぞれ役割が異なりますが、連携して体に侵入した異物と戦います。
免疫細胞の種類
免疫細胞は、上述の通り大きく分けて3種類が存在します。
特に顆粒球とリンパ球は自律神経による影響を受けやすく、交感神経が優位になると顆粒球が増え、副交感神経が優位になるとリンパ球が増えていきます。
顆粒球
顆粒球は、細菌や寄生虫に対応する、殺菌作用のある免疫細胞です。
アドレナリン受容体を持つため、交感神経が優位な状態で、副腎から分泌されるアドレナリンによって活性化し、増加します。
リンパ球
リンパ球は、ウイルスやがんによって異変を起こした細胞を攻撃する免疫細胞です。アセチルコリン受容体を持つため、副交感神経が優位な状態で放出される、アセチルコリンという神経伝達物質の影響で活性化、増加を果たします。
単球
単球は、感染に対する防衛をおこなう為の細胞です。細菌などの体に侵入した異物を取り込みます。
自律神経のバランスを整えると、免疫機能のバランスも整う!
自律神経は、心臓などの内臓の働きや、体温や血圧、呼吸などを司る生命の維持には必要不可欠な神経です。日中、活発に活動する際に優位になる交感神経と、夜間など休息、回復時に優位になる副交感神経の2種類があります。
前述の通り、免疫細胞は自律神経の影響を受けるため、環境の変化や過労・ストレスなどによって、自律神経のバランスが乱れると免疫機能にも支障をきたします。
特に、ストレスの蓄積により交感神経が優位な状態が長く続くと顆粒球が増え、殺菌作用が高まり過ぎて正常な細胞まで攻撃・破壊してしまい、病気の原因となってしまう可能性があります。
また、顆粒球が増えすぎることは、そのままリンパ球の働きを抑制していることとも同じです。それによって、ウイルスへの抵抗力が低下します。
一方でリンパ球が増えすぎた場合には、アレルギー反応が強く出てしまったり、ぜんそくの発作を引き起こすようなこともあります。
すなわち、自律神経のバランスを整えることで、顆粒球とリンパ球のバランスが正常に保たれ、そして免疫機能のバランスも良い状態が保たれるようになっています。
自律神経のバランスを保つにはヨガが効果的!
ヨガの呼吸法や瞑想法、一連のポーズをおこなうことで自律神経が整うことは、多くの研究によって報告されています。ストレスの多い現代社会では、交感神経の昂りを抑えるリラックス法として、ヨガを実践されている方も多くなってきているのです。
そこで、今回はご自宅で簡単にできるヨガのポーズを紹介いたします。
長座前屈のポーズ
両足を伸ばして座る
背筋を伸ばし、両手を前へ伸ばしながら上体を倒す
体の痛みや息苦しさを感じない程度で十分です。背中を丸めると、腰部の痛みや腹部の圧迫による息苦しさの原因になるので、気を付けましょう。この状態で、ゆっくりとしたペースで3~5回呼吸をします。
屍のポーズ
仰向けになり、両手両足を軽く開き、目を閉じます。
マットに体を預けるような感覚で力を抜いていきます。
呼吸に意識を向け、穏やかな呼吸を繰り返しましょう。動きのあるポーズの後に、5~10分程度おこなうことで、リラックス効果が高まります。
一回おこなうだけでもリラックスの効果はありますが、日頃のストレスを解消して自律神経を整えるためには継続しておこなうことが大切です。
ヨガを習慣にするためにも、LEALEA×AURA SPA各店のように専門家のいるスクールに通ってみたり、スタジオに通う時間が無い方はオンラインフィットネスLEALIFEのご利用もおすすめです。
是非、ヨガを習慣にして自律神経を整え、免疫機能の整った体で安心して毎日を過ごしましょう!
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