食事が鍵？「乾燥肌」を改善しよう！ │ ライフスタイルコラム

気温も下がり過ごしやすくなったここの所ですが、秋が終わると次は冬。乾燥が気になる季節がやってきます。毎年乾燥が気になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
出来ること早い内に。今の内から対策をしておきましょう！

肌の乾燥対策と言えば、化粧水や保湿といったものが思い浮かぶかと思います。肌の外側からのケアが中心になるのではないかと思います。

ですが、体を作っているのは毎日食べているものです。
今回は、食事面から乾燥肌への対策をお伝えしていきます。体を内側から綺麗にしていきましょう！

1. 何故乾燥肌になる？
2. 食事で改善
- 2.1. たんぱく質
- 2.2. ビタミンB2
3. 美肌の大敵
4. おすすめレシピ
5. さいごに
6. ◆リンク集

何故乾燥肌になる？

そもそも、乾燥肌になってしまうのは何故なのでしょうか。

肌は、いくつかの層になっています。下（体の内側）から順番に新しいものが作られ、外気に接している外側、古い層がはがれて、常に細胞が入れ替わっているものになります。これを、肌の「ターンオーバー」といいます。

個人差はありますが、健康な状態の肌はおよそ4週間から6週間程度の周期で、この肌のターンオーバーが繰り返されています。

肌荒れは、このターンオーバーのサイクルが乱れたことにより、いつまでも古い角質がはがれないことや、まだ新しい肌が出来上がっていないのに古い層がはがれてしまうといったこと起こった状態になります。この乱れによって肌のバリア機能が低下し、乾燥肌に繋がるのです。

食事で改善

では、食事をどうすればそれを防ぐことができるのでしょうか。

まずは当たり前に思われるかもしれませんが、栄養バランスを整えましょう。『肌に良い！』とされている栄養素をピンポイントで補給しても、土台がしっかりしていないと意味がありません。

たんぱく質

栄養バランスが整ったら、次はたんぱく質に注目しましょう。
たんぱく質と聞くと筋肉を思い浮かべるか他も多いかもしれませんが、髪やホルモン、酵素、そして肌を作っているのもこのたんぱく質です。

ただし、この時の食事は『低脂質・高たんぱく』が重要です。タンパク質を多く摂るために食事を増やして脂質も増えて、となると、体脂肪が増加してコラーゲンの合成を妨げてしまうことに。脂質の摂り過ぎには注意しましょう！

ビタミンB2

また、皮膚や粘膜の機能を正常に保つことに関わるビタミンB2もポイントになります。肌の新陳代謝を促進し、ターンオーバーを正常化させることによって、乾燥肌を含めて肌のトラブルを防ぐことができます。

ビタミンB2は、魚介類、肉類、海藻類、豆類、乳類、卵類、野菜類、種実類などに多く含まれています。

美肌の大敵

そして、とても身近なところに美肌の大敵が潜んでいます。

それが、『ダイエット』。

ダイエットの一環で行われる食事制限によって、肌の材料が不足しやすくなります。
必要な分はしっかり食べて摂取して、肌を大事に。無理なダイエットは避けるようにしましょう！

おすすめレシピ

【さばの紫蘇ハンバーグ（二人前）】

材料
・さば水煮缶　1缶
・木綿豆腐　100g
・たまねぎ　60g
・にんじん　40g
・しそ　2枚
・パン粉　6g
・おろししょうが　2g
・塩こしょう　少々
【A】
油　2g
上白糖　4g
ポン酢　10g
水溶き片栗粉　（水2g、片栗粉6g）
【トッピング用】
しそ
大根おろし

作り方
①鯖缶は中身と汁で分けておく
②木綿豆腐はしっかりと水切りをする
③たまねぎ、にんじん、しそはみじん切りにする
④鯖、②、③、おろししょうが、パン粉を加えてよく混ぜ、空気を抜いて成形する
⑤フライパンに油をひき、両面に火が通るまで焼く
⑥一度ハンバーグを取り出し、フライパンに①の汁、Ａを入れて煮詰める
⑦皿にハンバーグをのせ、トッピングをして、⑥のソースをかける

サバには良質な脂質が含まれており、またサバとシソにはビタミンB2が豊富に含まれています。
肌に優しく美味しい食事として、是非お試しください！