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6月「梅雨のだるさ」はマインドフルネスで吹き飛ばそう!

6月「梅雨のだるさ」はマインドフルネスで吹き飛ばそう!

梅雨だる~夏バテのはじまり~

6月になり、今年もあのジメジメとした季節が巡ってきました。梅雨の到来です。

梅雨時期になると、湿気や気圧が多くの人々の気分や体調に影響を与えることがあります。
ジメジメとした天候は、何となくだるさや気分の沈みがちな感じをもたらし、特に気圧の変化は、頭痛や倦怠感などの症状を引き起こしやすく、最近では「梅雨だる」という言葉が使われるくらい、この季節のだるさは皆さんにとって身近な経験かもしれませんね。

また夏を迎えれば、今度は天候の影響だけではなく室内と外気の気温差も私たちの体調に影響を及ぼしかねません。エアコンの冷たさと外気の暑さのギャップは、体への負担を増やし、夏バテや体力の低下を招く可能性があります。

このような状況下で、体調を崩した経験のある方も少なくないと思います。

60%が経験のある「気象病」

このような気圧や温度、湿度の変動で起こる様々な不調の総称を「気象病」と言います。
具体的な症状は、頭痛やめまい、疲労感や倦怠感、筋肉痛や関節痛、睡眠障害などがあり、個人差もあれば、人によって異なる症状や敏感度を示すこともあります。

気象病経験者は実に全国の約6割にも上り、中にはメンタルの不調を伴うケースも少なくありません。
しかしその漠然とした症状によって、人に伝えにくく、つい我慢してしまい、知らず知らず悪化させてしまうという悪循環が起こりやすいのも「気象病」の難しいところです。

季節にあらがうことはできませんが、日常生活の取り組みの中で少しでもその辛さを軽減できるといいですよね。
ではここで、気象病に打ち勝つ生活習慣を考えてみたいと思います。

梅雨だる、夏バテに打ち勝つ習慣作り

備えあれば憂いなし、具体的な対策を留意しておくだけでも心理的に楽になれるのではないでしょうか。
以下に5つの提案をさせていただきます。

  1. 気象予報をチェック
    気象予報をチェックすることで気象条件の変化に備えることができます。特に敏感な気象状況が予想される日は、行動や計画を調整してみてください。
  2. 適切な服装えらび
    温度や湿度の変化に対応するために、適切な服装を選びましょう。暑さが予想される日は通気性の良い衣服を選び、寒暖差が予想される場合は保温性のある羽織も準備します。近年は小型扇風機や寒冷グッズも多く販売されていますので、上手に使うことをお勧めいたします。
  3. 室内での休息
    気象条件が不安定な日は室内で過ごせる環境作りも必要です。エアコンや除湿器、加湿器を使用し快適な居住空間で罪悪感を手放し、きちんと体を休めましょう。
  4. ストレス・メンタルケア
    気象病は心理的な要素も関与している場合があります。ストレスや不安を軽減することで快方へ向かうことも期待できます。リラクゼーション法や瞑想、ストレッチなどを試してみましょう。
  5. 医師や専門家への相談
    症状が重篤で日常生活に支障をきたす場合には、医師や専門家に相談することをお勧めします。適切な治療方法や理解策を提案してくれるでしょう。


いずれも当たり前のようなことばかりですが、改めて心に留めておくだけでも保険を掛けたような安心感が得られるかと思います。

そして今日は更に、上で取り上げたストレスやメンタルの心理的ケアについて深堀りしたいと思います。 

梅雨だる対策に「マインドフルネス」

心理的な対策の一つとして、マインドフルネスという考え方や実践についてお話をさせていただきます。

マインドフルネスは、今この瞬間に集中し、自分の感情や身体の状態に気づく心の在り方ですが、気象病に応用するならば、梅雨ダルや夏バテの症状に悩まされる時に、あえて自分の心と体に注意を向けてみるのです。

まずは優しい呼吸をすることから始めてみてください。
ゆっくり優しく息を吸い込み、そしてゆっくり優しく息を吐き出してみる…この簡単な行為だけでも自分の呼吸に意識を向けることができ、マインドフルな状態になり、ネガティブな妄想から一歩距離を置くことができます。

そして更に、冷静な目で自分の今の体を観察していくのです。
ジャッジすることなくあるがままを俯瞰し、気付きを得ていきます。
客観視ができるようになるとより、だるさによる心理的な負担は軽減されていくはずです。

また、自然環境に触れて受け入れていくことも大切です。
マインドフルに梅雨の雨音や風の音を聞いたり、新緑の香りを感じたりする、あるがままを観察し味わうことで、雨を悪いものと捉えるのではなく、自然の恵みとして受け取ることができます。

そして、晴れた日には外に出て、太陽の光を浴びることも大切です。
自然の中で過ごすことで、心身のリラックス効果が得られるでしょう。

また、質の良い睡眠をとるにもやはりマインドフルネスがおすすめです。マインドフルネスの実践により脳の休息がはかどり、良質な睡眠をとることが可能になります。

良質な睡眠により、体力の回復や免疫力の向上が促されていくのです。
梅雨のジメジメした気候では、眠りが浅くなったり、睡眠の質が下がったりすることがありますが、寝る前にマインドフルに呼吸を繰り返したりストレッチをすることで、睡眠の質を改善することができるはずです。

これらの働きかけは気象病だけに限らず、心を静め、ストレスを軽減し、心身のバランスを整えることの一助となるでしょう。

最後に、人とのつながりも大切である、ということもお伝えさせていただきます。
マインドフルネスではコンパッション(慈悲)の要素も大切に考えています。身近な家族や友人と過ごす時間は、私たちの心の安定と幸福感に大きな影響を与えてくれるのです。

梅雨の季節や夏バテの時期には、気分が沈みがちになることもありますが、そんな時こそ大切な人々との交流を通じて、笑顔や喜びを共有してみてください。

梅雨ダルや気圧の変化、室内と外気の気温差、夏バテといった要素が私たちの心身に与える影響は確かにありますが、マインドフルネスを取り入れることで、より良い状態でこの季節を過ごすことができるはずです。

自分自身に対する意識とケアを深め、心と体のバランスを整えることで、梅雨のダルさや夏バテを乗り越え、より充実した日々をお過ごしいただけますと幸いです。

AURA SPAのマインドフルネス・ヨガセラピー

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文/石井及子日本ヨガメディカル協会

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