皆さんこんにちは、LEALEA×AURA SPAの管理栄養士です。
今回は、皆様一度は聞いたことがある『大豆イソフラボン』について、お話していきます。名前は聞いたことがある、しかし本当に名前しか知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。漠然と「なんか体に良さそう?」と思っている方は、本コラムで是非その具体的な効果を知って、大豆イソフラボンに詳しくなりましょう!
大豆イソフラボンとは?
大豆イソフラボンとは、その言葉通り大豆に含まれる成分の一種です。
女性ホルモンである「エストロゲン」と似た働きをするもので、女性の美しさや若々しさを手助けしてくれます。
加齢とともにエストロゲンの分泌量が減少していくと、やがて更年期や閉経を迎え、それに伴い『更年期障害』と呼ばれるカラダとココロのトラブルが見られることがあります。
そんな症状を予防・緩和してくれるのが大豆イソフラボンです。エストロゲンの不足を補い、トラブルを予防してくれます。
大豆イソフラボンを摂取するメリットや効果
更年期障害の予防・改善
大豆イソフラボンを摂っている人は、ホットフラッシュと呼ばれる更年期障害によるほてりやのぼせがみられにくいと言われています。不足していたエストロゲンに変わってその受容体と反応し、補足的に働くために、更年期の症状が楽になっていると考えられています。
美しい肌をつくる
エストロゲンは、肌の調子を整える『美肌ホルモン』とも呼ばれています。大豆イソフラボンはその働きを補い、若々しい肌をサポートします。更に、肌の弾力を保つ「コラーゲン」を増やしてハリを保つはたらきもある他、細胞の新陳代謝を高めて肌の生まれ変わりを促進。常に新しい状態に肌を保つので、保湿力も格段にアップしてくれます。
ガンのリスクを下げる
近年では、大豆イソフラボンが癌の予防に効果があるということも明らかになってきています。
国立がん研究センター
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/258.html
今後研究が進んでいくことにも期待が高まります。
生活習慣病を防ぐ
大豆イソフラボンには、様々な生活習慣病の原因となる悪玉コレステロールを減少させる効果があります。
国立健康・栄養研究所の調査では、毎日100㎎の大豆イソフラボンを3か月間摂取すると、血中の総コレステロール値が平均で3.9mg/dL、及び悪玉コレステロールとされるLDLコレステロール値が5.0mg/dL程低下したという結果が出ています。
大豆イソフラボン摂取におススメの食材
納豆・油揚げ・厚揚げ・豆腐・味噌・きな粉 等
おすすめレシピ「厚揚げの納豆チーズ」
さいごに、大豆イソフラボンを効率よく摂取できる、おすすめレシピを紹介します。
材料(4人分)
・厚揚げ 300g
・ピザ用チーズ 40g
・納豆 1パック
・醤油(A) 大さじ1
・みりん(A) 大さじ1
・酒(A) 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
・小ねぎ 適量
作り方
下準備
納豆は混ぜておく。この時、タレはお好みで混ぜておいてください。タレが無くても美味しいですよ。
また、(A)と書かれた調味料を全て混ぜておきます。
小ねぎは刻んでおきましょう。
調理
①厚揚げにお湯をかけて油抜きをする
②中火で熱したフライパンにオリーブオイルを引き、厚揚げを両面焼いて調味料Aを絡めて少し煮詰める
③弱火にして、ピザ用チーズを乗せ、蓋をして蒸し焼きにする
④皿に盛りつけ、納豆を上に乗せ、小ねぎを散らして完成!
さいごに
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