こんにちは、LEALEA&AURA SPAの管理栄養士です。
早速ですが、「ビーツ」というご存じですか?
以前にコラムでも紹介した、『スーパーフード』の一種で、一部で流行り出しています。
スーパーフードについては、詳細はこちらをご覧ください。
非常に高水準で栄養価を持っていたり、一部の栄養価がとても多く含まれていたりする食材を指す言葉です。
ビーツは、日本ではあまりなじみがない食材かと思いますが、ヨーロッパでは日常的に食べられている人気の野菜です。今回は、そんなビーツの特徴やその効果をお伝えします。
ビーツとは?
鮮やかな赤紫色が特徴のビーツ。東ヨーロッパの伝統料理でもあるボルシチには欠かせない野菜の一つです。
ヒユ科の野菜で、この赤紫色からどのような味がするのか、気になってしまう方も多いのではないでしょうか? 食べることを思うと、ちょっとドキドキする色をしていますよね。
実際には、下部やダイコンにも似た食感の根菜で、ショ糖が含まれているため自然な甘味が感じられます。味としては、じゃがいもや大根に近い、と言われています。伝統料理に使われるだけあって、独特な味がする、という物ではないようです。気軽に食べられそうでありがたいですね。
ビーツの栄養価と効能
先述の通り、ビーツはスーパーフードの一つと言われており、栄養価が非常に高い野菜です。
具体的には、多数のビタミン、ミネラル、更には食物繊維も含有。体に嬉しい効果を沢山持っており、トップアスリートたちの間でも好まれ、話題になっているようです。
抗酸化作用
ビーツの赤い色素はポリフェノールの一種です。
ベタシニアンと言われ、強い抗酸化作用があります。老化や病気の原因になると言われている活性酸素を除去し、老化を防ぐ働きです。
血圧低下
豊富に含まれるカリウムが、余分な塩分を体の外へと排出。血圧の低下を促すので、高血圧の予防にも効果的です。含まれるカリウムの量は、なんとレタスのおよそ2倍にも及びます。
鉄分補給
ビーツには鉄分も豊富に含まれており、赤い色からの連想と併せて『食べる輸血』とも言われているほどです。
貧血の予防や改善に、とても効果的です。
日頃の食事では不足しがちと言われる鉄分ですが、野菜から効果的に摂取できるのはとてもありがたいですね。
便秘解消
食物繊維が豊富なので、腸内環境を整える事にも一役買ってくれます。
便秘の解消にも効果的ですね。
葉酸補給
妊婦さんには必須の栄養素、葉酸も豊富に含まれています。葉酸には血を作る働きがあり、妊娠中はとても不足しやすい状態になっています。
しかし、なんとビーツ一個を食べることで、一日に必要な量の90%を摂取することができるのです。
おすすめレシピ<ビーツとリンゴのサラダ>
材料
ビーツ 1個
リンゴ 1個
フレッシュチーズ 100g
オリーブオイル 適量
塩 適量
レモン汁 適量
作り方
1 皮つきのビーツに十字の切れ目を入れて、塩を軽く振ってから、一つずつアルミホイルで包む
2 180℃のオーブンで30~1時間ほどじっくりと焼く。菜箸などで、火の通りを確認しましょう。
3 粗熱が取れたら皮をむき、1㎝角の賽の目切りにする
4 リンゴ、チーズも同じ大きさに切り、ビーツと調味料とを混ぜ合わせる
さいごに
奇跡の食材、ビーツの栄養価や特徴はご理解いただけましたか?
最近では国内での生産も増えてきましたので、スーパーなどでも購入しやすくなっています。
とても栄養価が高く、特に女性には嬉しい効能がたっぷりですので、ぜひご自身の食事に取り入れてみてくださいね!
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