こんにちは、LEALEA&AURA SPAの管理栄養士です。
今回は、和食の基本の合言葉『まごわやさしい』について、お話していきます。

「まごわやさしい」とは

皆さんは、『まごわやさしい』という和食の基本の合言葉をご存じですか？
孫に美味しいものを食べさせましょうという標語……ではなく、『取り入れることで健康的な食生活を送ることができる食材』の頭文字を並べた物なのです。

ま：豆
ご：ごま
わ：わかめ
や：野菜
さ：魚
し：しいたけ
い：いも

どれも和食に欠かせない、身近な食材ばかりです。
では、これらの特徴を見ていきましょう。

ま：豆

豆類には、たんぱく質が豊富に含まれています。
納豆や豆腐に代表される大豆の他にも、小豆や黒豆、油揚げ、高野豆腐などの食材が「ま」に含まれています！

ご：ごま

「ご」の中には、アーモンドや栗、ぎんなん、ピーナッツなども含まれています。
特にごまにはたんぱく質も豊富です。

胡麻和えやピーナッツ和えなどは、普段の食事にも取り入れやすいですね！

わ：わかめ

わかめ、昆布、ひじき、もずくなどの海藻類がここに含まれます。
昆布はカルシウムや食物繊維も多く含んでいますので、サラダや和え物などに活用してみてください！

や：野菜

色の濃い野菜である緑黄色野菜は、一日120g程の摂取が推奨されています。
サラダやジュースなどもおすすめですが、炒めたり煮たりすることでカサが減り、一回の料理で沢山の野菜を食べることができるようになります。

さ：魚

魚、特に青魚は「DHA」や「EPA」といった良質な脂質やたんぱく質が多く含まれています。
食卓が肉料理だけにならないように、魚も積極的にメニューに取り入れていきましょう。

し：しいたけ

しいたけを中心にきのこ類は食物繊維を多く含み、低カロリーでヘルシーな食材です。
香りが良く食感も様々で、多様な味付けに合わせることができる為、手軽に献立に取り入れることができます。

い：いも

じゃがいもやサツマイモ、里芋、長芋など多くの種類がある芋類ですが、中でもじゃがいもは食物繊維が豊富でビタミンCも含まれています。
揚げ物や煮物、みそ汁、おやつなど、幅広く活用可能な便利な食材です。

「まごわやさしい」レシピ

★「ま」豆、「わ」わかめ、「い」芋、「し」しいたけをつかったお味噌汁

材料
・じゃがいも　1個
・しいたけ　1枚
・乾燥わかめ　小１
・水　400ml
・顆粒和風だし　小さじ1
・味噌　大さじ2

作り方
①　じゃがいもは皮をむいて芽を取り除き、5mm幅の半月切りにする
②　しいたけは軸を取り除き、5mm幅に切る
③　鍋に①と水を入れて煮立て、中火で煮る。具材が柔らかくなったら、②と乾燥わかめ、顆粒和風だしを加える
④　一煮立ちしたら火を止めて、味噌を溶いたら完成

是非、皆さんも「まごわやさしい」食材を取り入れながら、おいしくて体にも良い食事をしていきましょう！

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