こんにちは、LEALEA & AURA SPAの管理栄養士です。
早速ですが、皆さんは『大豆ミート』と呼ばれるものをご存じですか?
『畑の肉』と称される栄養価を持った大豆。その大豆を主原料とした加工食品の一つで、本物の肉に似た見た目や食感、そして栄養価の高さが注目されているホットな食材です。
代替肉(牛や豚、鶏等の家畜肉の代わりになる食品)の一つとして、スーパーの食品売り場やカフェのメニューなどで目にする機会が徐々に増えています。
「肉は食べない」とするベジタリアンやヴィーガンの方々から、最近ではダイエット中の方やアスリートの方からも期待されています。
大豆ミートとは?
油分を絞り出した大豆に熱や圧力を加え、高温乾燥させることで、お肉の食感や風味に近付くように加工した食品です。
「ソイミート」「ベジミート」、「大豆肉」等とも呼ばれています。
大豆ミートの種類
食べ方や調理方法によって使い分けができるように、様々な種類や形状があります。
保存や調理方法の分類
- レトルトタイプ:湯戻しや水切りが必要無く、そのまま調理できるのが手軽で使いやすい
- 乾燥タイプ:湯戻し、水切りをして使用する。賞味期限が長く、常温で保存できる
- 冷凍タイプ:湯戻しが必要無く、冷凍のまま他の製品と一緒に加熱できる
形状の分類
- ミンチ:そぼろ状でひき肉のような形状。ハンバーグやミートソースなどに向いています。
- フィレ:お肉を薄切りにしたような形状。生姜焼き、野菜炒めなどに。
- ブロック:角切りのような形状。唐揚げや酢豚などに適しています。
大豆ミートの栄養価
高たんぱく・低脂質
主原料となる大豆は、”畑の肉”と呼ばれるほどたんぱく質が豊富です。また、加工の過程で油分を除くため、低脂質、低カロリー。
更に、お肉や卵などの動物性の食品に多く含まれているコレステロールがほとんど含まれていないことが大きな特徴です。
食物繊維が豊富
お肉には含まれていない食物繊維が含まれています。
食物繊維には、血中のコレステロール濃度の低下、血糖値の上昇抑制、便秘の予防・解消、腸内環境を整える、等、様々な効果があると言われています。
大豆イソフラボンが含まれている
女性ホルモンである「エストロゲン」と似た構造を持ち、爪や髪、肌の健康を維持するはたらきがあります。他にも、コレステロールの上昇抑制、骨粗しょう症の予防にも効果があると言われています。
おすすめレシピ【大豆ミートのドライカレー】
【材料(二人分)】
ごはん 400g(二膳分)
大豆ミート(冷凍・ミンチタイプ) 200g
玉ねぎ 1個(200g)
トマト 1個(150g)
パプリカ 1/2個
人参 30g
水(150~200㏄)
カレールー 4欠片
塩こしょう 少々
サラダ油 適量
作りかた
①玉ねぎ、にんじん。パプリカを粗みじん切りに。トマトは1㎝四方の角切りにします。カレールーも細かく切っておきます。
②フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎを炒めます。玉ねぎが透き通ってきたら、大豆ミート、にんじん、パプリカを加えて中火で炒めます。最後にトマトを加えて、潰すようにして炒めます。
③一度火を止め、カレールーを加えて良くかき混ぜます。混ざったら再び火を点け、水を加えて弱火で煮込みます。
④時々かき混ぜながら、水分が蒸発してトロッとなるまで煮込みます。
⑤お皿にご飯を盛りつけ、ドライカレーをかけて完成です。
さいごに
味、食感、栄養価共に引けを取らない大豆ミート。健康志向の方や、お肉を食べたいけどカロリーや脂質が気になってしまう方は、是非食事に取り入れてみましょう!
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