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「食べないダイエット」ではない? ファスティングについて知っていこう!

「食べないダイエット」ではない? ファスティングについて知っていこう!

最近、ダイエットや美容に関して『ファスティング』が話題になっています。
ファスティングとは「断食」のこと。英語では「fast」が断食という意味も持っています。一見馴染みのない言葉かもしれませんが、例えば朝食を意味する英単語「breakfast」は、「fast(断食)」を「break(壊す)」という作りになっています。「夜の間の断食を壊す食事」という由来で、breakfastが朝食という意味になっているわけですね。

ところで、「断食」という言葉を見ると大仰に感じませんか? 
「自分には関係ないよ」と思われるかもしれません。しかし、最近は「16時間断食」や「●日断食、プチ断食」といった、シンプルなルールを用いたファスティングが人気を集めているようです。

ファスティングとは?

ファスティングは直訳すると「断食」になりますが、ここで用いられるファスティングは少し異なる意味合いで使われています。

断食とは?

古来、宗教的な儀式や修行の一環などでおこなわれており、一日~終日に渡って一切の食べ物を摂らずに、水のみで生活すること

ファスティング

美容やダイエット、健康などを目的として一定期間固形物を摂取せず、栄養や酵素を取り入れながら、働き続けている胃腸などの消化器官を休ませること。

ファスティングのメリットや効果は?

①体内の老廃物をすっきりさせる

ファスティングによって固形物を摂らない期間を作ることによって、体内にたまった老廃物や毒素の排泄を高める効果があります

②内臓に休息を与えられる

内臓は常に動いています。そんな日頃酷使している胃腸などの臓器を休ませることができます。夜遅くまで飲食をしてると、胃腸も過剰労働で疲れてしまうため、労わる期間を作ることでリフレッシュして元気に活動ができるようになります。

③腸内環境の改善になる

ファスティングをすると、日頃過剰に摂っている食品の摂取が止まり、腸内環境をリセットすることに繋がります。荒れてしまった腸内環境の改善には効果的です。
ただし、ファスティング終了後に食べ過ぎてしまうと今度は腸内環境の悪化にもつながりますので、注意が必要です。

④肌の調子が良くなる

「肌は腸を映す鏡」とも言われています。ファスティングで腸内環境が整うことで、肌の状態も自然と良い状態になっていきます、

⑤ダイエット効果

ファスティングは、ただ食べないことによって痩せることを目的としたものではありません。が、人は食事をしないと今度は体にある栄養素を切り崩して生命活動を維持します。
この時、体の無駄な脂肪分などが使われていくため、ダイエット効果が見込めます。

ファスティングの落とし穴

上記のように、ファスティングには色々な嬉しい効果があります。が、「食事を摂らない」ということが「ただ健康で良いもの」になるわけはないですよね。当然、注意しなければいけないこともありますので、ここからはファスティングの落とし穴についてお話していきます。

飢餓状態

食事の間隔を大きく開けたり、数日間食事をしていなかったりすると、体は「飢餓状態」になっています。ファスティング中には栄養が体に入ってこないため、体は少しでも多くの栄養を吸収しようとしている、食事をとても吸収しやすい状態です。ただでさえ食後に上がりやすい血糖値が、非常に上がりやすくなっています。

「ファスティングが終わった!」と解放感からすぐにいつも通りの食事をしてしまうと、その飢餓状態からカラダが一気に栄養を取り込もうと動くので、血糖値が急上昇。体に脂肪が付きやすくなってしまいます。知らずに繰り返すことで、脂肪を溜め込みやすくなってしまい、体重が思うように減らなかったり、時にはリバウンドに繋がったりしてしまいます。

内臓への負担も大きいものになりますので、ファスティング明けの食事には注意が必要です。

水だけのファスティングに注意!

医師の指導の下以外で、例えば自己判断で水だけを摂取して何日間も断食をおこなうのは、大変危険です。水にはカロリーが無いだけでなく、栄養素もほとんど含まれていません。

そのため、水だけのファスティングをおこなうと脳に栄養がいかずにぼーっとしてしまったり、体がだるい、などの不調を起こしやすくなります。また、低血糖も起こしやすく、過度になると命の危険も伴うものです。
また、栄養素を全く摂らないダイエットをおこなうと、体は脂肪よりも筋肉を分解しやすくなる傾向があります。筋肉量が減ってしまうので代謝が下がり、体自体が「太りやすく痩せにくい」ものになるため、折角ファスティングによって痩せたとしても、リバウンドしやすくなってしまいます。

ファスティング本来の効果

ファスティングは、元々ダイエットのための考え方ではありません。ですので、それをダイエットのために無理に一部分を変えようとすると、様々な弊害が出てしまいます。

元々ファスティングは、体内の酵素の無駄遣いをやめ、代謝酵素を活発に働かせることができるようになる、という効果が見込めるものです。これによって、デトックス効果などが期待できます。

しかし、代謝酵素がうまく働いてくれるためには、様々な栄養素が必要になるのです。特にビタミン、ミネラル・アミノ酸が大きく不足すると、代謝酵素の働きは悪くなり、本来の効果が得られなくなってしまうのです。

さいごに

ファスティングはその「断食」という特性上、どうしても「痩せられる?」と思われがちですが、『ただ食べなければよい』というダイエットではありません。
食事や気持ちのコントロールが難しく、低血糖やリバウンドリスクも高いものですので、思い付きで始めるのはとても危険です。

あくまでも、「内臓を休ませる」「デトックスをする」ための方法として、正しい情報源から情報を集めてスタートさせましょう。

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