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ヨガ哲学「禁欲=我慢ではなく『手放す』こと!」

ヨガ哲学「禁欲=我慢ではなく『手放す』こと!」

皆さんこんにちは!
今回は、「ヨガコラム」の4回目です。

これまでの3回では、「非暴力」「正直であること」「不盗」と3種の考え方をお伝えしてきました。どれも言葉だけ見れば「当たり前」と思いがちですが、その裏には広く、それでいて深い意味が込められており、驚いた方も多いのではないでしょうか。

もしまだお読みでない方がおられましたら、そちらも是非お読みください!

さて、ヨガコラム第四回目のテーマは『ブラフマチャリア』。日本語であらわすと、「禁欲」となります。

今でこそ女性的なイメージの強いヨガですが、かつては男性が修行の為におこなっているものでした。その際に、無駄なエネルギーを放出しないよう、異性にうつつを抜かさずに過ごすように、という目的の教えが為されました。それが、このブラフマチャリアです。

現代では意味も広くなり、「自分がやるべきことに対してエネルギーを向ける事」を指します。

人間には三大欲求と呼ばれる「食欲」「性欲」「睡眠欲」があります。
これらの強さは人それぞれ、個人差がありますが、どの欲求もありすぎ・無さすぎどちらに転んでも、バランスを崩し、体調に影響を与えることがあります。

筆者は、何かストレスがあったりしたときには食欲に傾きがちです。しかし、食べ過ぎると内臓にダメージがありますし、睡眠の質も落ちていることが自覚出来ます。
皆さんにも、自分の中で強く出てしまいがちな欲求はありませんか? それが三大欲求ではなくても、「行き過ぎた欲」は、どうしても保つべきバランスを崩してしまう原因になります。

『手放す』意識

三大欲求は人間の生活に根差した欲ですが、それとは別に現代人が持ちがちな欲が『何となくスマホを見たい』欲。SNSやYoutubeといった動画サイト、配信サービスによる映画やドラマなど、見始めたらきりがないのがスマートホン。

「朝起きてスマホを触っていたら、いつの間にか夕方になっていた」なんて話すら、偶に耳にすることがあります。酷いケースでは、「布団から一日出ることは無かったので体は綺麗」と言ってお風呂に入ることもなく翌日を迎えるという方も。

極端ですが、しかし身近な例です。これを少し一般化すると、
『快楽』(スマホを見る事)を優先して、やるべき事(お風呂に入る、ひいては布団から出る事)をしない。そして、しなくてもいい理由(布団から出ていないから綺麗だ)を探す、ということになります。

これは、一時的な快楽に流された結果、やるべきことがあっても腰が重くて先に進むことができなくなっている状態です。気持ちが乗らない、何となく面倒、そんな風に、切り替えられなくなってしまう癖がついてしまいます。

このような状態を、「本当ならやるべきことに向けられていたエネルギーを無駄遣いしてしまっている」と考えるのがヨガの考え方です。ブラフチャマリア、すなわち禁欲は、この無駄遣いを辞めよう、という考えになります。「やらない癖がついてしまっている」ということに気が付いたら、今日からでも少しずつ、その癖から離れてみませんか?

例えば、「時間を決めてアラームを付ける」「今日は一つ見たら終わりにする」など、自分に出来ることからで構いません。『欲を我慢する!』と決めるのではなく、その欲を少し満たして『手離す』という意識でやってみるのが良いでしょう。

欲と向き合う

「何かをしたい」という欲は、決して悪いものではありません。そこからもたらされる悪影響は、その欲との向き合い方が問題になります。その時その瞬間の欲に振り回されるのではなく、自分がどんな自分でありたいのかを考えて、必要な時に必要なだけのエネルギーをその為に注げるように意識してみましょう。

そこで経験する感情の起伏は、とても貴重なものになりますよ。

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